出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ三十六 147ページ 著者:岸本斉史
山城アオバ
山城アオバは木の葉隠れの里の特別上忍で常にサングラスをかけているのが特徴の忍。臨の書によると冷静で感情を表に出すことはないクールな優等生タイプとのことだが初登場時の印象は真逆で、木の葉崩し編後カカシの部屋に飛び込んできて「あのイタチが帰ってきたって話はホントか」と叫んでいる。
これによってその場に居合わせたサスケがイタチを追うこととなり、ガイや紅からも「チィ・・・」「バカ」などと言われてしまっており空気の読めない新米といった印象だったが実は彼らよりも年上である。
また臨の書には内弁慶とも書かれており、普段は目立った言動はないが雲隠れの孤島(島亀)ではガイに対して「この人ちょっとアレなんで・・・」「たぶん本性は人ではない気がしますが・・・アハハハ」などと言いたい放題に本性をあらわにした。
第二部での活躍
暁の飛段・角都が木の葉に侵入した際はチョウジ、いの、ライドウと小隊を組み、先にターゲットに接触した新アスマ班の増援に駆け付けライドウとのコンビネーションで彼らの危機を救うが、すでにアスマは致命傷を負わされており助けることはできなかった。
第四次忍界大戦では敵の狙いである九尾の人柱力ナルトを隔離するため、彼の世話役としてガイと共に雲隠れの孤島(島亀)に向かう。真実の滝の前でナルトに侵入を見抜かれ逃亡してきた鬼鮫と戦闘になりガイのフォローに回るも自身の術を逆手に取られチャクラを吸収されてしまう。
その後ガイが昼虎によって倒した鬼鮫から情報を抜き取るも、鬼鮫は自身の舌を噛んで意識を戻し自害してしまったため十分な情報を得ることはできなかった。
忍者としての能力
カラスによる目くらましや相手の動きを止める秘術石針など後方サポートタイプのようだ。また本人いわく山中いのいちには及ばないが、敵の脳内に入り込み情報を抜き取ることができる。
味方に合わせて連携を行うのが上手く特に並足ライドウの黒刀を隠すためのカラスは新編成されたチームにもかかわらず見事で角都もぎりぎりでかわすのがやっとだった。もっとも角都の場合たとえまともに喰らったところで致命傷にはならないのだが・・・。
プロフィール
- ● 30→33歳
- ● 身長178cm
- ● 体重66kg
使用する術
秘術石針 -ワイヤー付の針を相手に差し込みチャクラを流し込んで動きを止める。