ダルイ

ダルイ
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ五十六 41ページ 著者:岸本斉史

四代目雷影の右腕 ダルイ

雲隠れの里の中でもトップクラスの忍で五影会談では四代目雷影エーの護衛を務めた。名前の通り「ダルい」が口癖でエーの熱血にはついていけず温度差ができてしまうこともあるが、エーのことは心底慕っており彼からも信頼を置かれている。

五影会談

エーの護衛として同行するも侵入したうちはサスケ一同との戦いでエーは左腕を失ってしまい責任を感じていたが、エーはダルイというもう一つの右腕を持っているから未練はないとしさらに互いの信頼を深めた。

第四次忍界大戦

第四次忍界大戦では第一部隊の隊長に任命され穢土転生された金角銀角兄弟と戦うが六道仙人の宝具に苦戦を強いられる。このとき「自分が今まで一番多く口にした言葉を口にすると封印されてしまう」「一定時間黙っていても封印されてしまう」など宝具の特徴を見抜いている。

しかしダルイが最も多く口にした言葉である「ダルい」を口にしていないにも関わらず「~だ、類似品じゃ~」と続けて発言してしまったため封印されそうになるという幽遊白書あたりでどこかで聞いたような危機に陥る。

しかし封印される間際に実に三回も「すみません」に加えて謝る相手の名前を口にするという早口芸を披露したところ最も多く口にした言葉が「ダルい」から「すみません」に書き換わり封印を逃れている。

その瞬間七星剣と紅葫蘆を奪い銀角を封印、さらに不完全ながら尾獣化した金角をマブイの天送の術によって送られた琥珀の浄瓶とシカマル、いの、チョウジの連携を主軸に封印した。

忍者としての能力

三代目雷影に「雷」の刺青を刻むことを許された唯一の忍で水遁系、雷遁系の性質変化を使うほか血継限界である嵐遁も使用する。エーに右腕と言われるだけあってかなりの実力者で、戦った相手の能力を見極める分析能力にも長けている。

並の忍では大量のチャクラ消費に耐え切れず命を落としかねないと言われる六道仙人の宝具を使用していることからチャクラ量もかなりのものと考えられるが、テンテンも芭蕉扇を拾って使用しているところを見ると言い伝えが少々大げさだったのかもしれない。

使用する術

水遁・水陣壁

刀に千鳥を流して跳びかかったサスケを水で押し流した。さらにこの術で作り出した水に雷遁と流して感電を狙うなど術をうまく組み合わせて使用している。

雷遁・感激波

水遁・水陣壁で辺りに水を作り出してから電流を流した。明らかにサスケは電撃を受けていたはずだが雷遁で相殺したためかダメージは与えられなかった。

嵐遁・励挫鎖苛素(らんとん・レイザーサーカス)

水と雷の性質変化を組み合わせた血継限界でレーザービームのようなチャクラを乱射する術。作中初めて登場した読みがカタカナ文字の術。

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