神の紙者の術

神の紙者の術
出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ四十一 46-47ページ 著者:岸本斉史

神の紙者の術とは

神の紙者の術は暁のメンバーの一人である小南の使用する術。自身の体を紙にする術で宙に浮くこともできる。紙で翼を作ることもできるがなくても宙に浮いているためオシャレの一環だと思われる。・・・多少のハッタリにはなるのかもしれない、一応。

小南の紙を操る術のうちどこまでが神の紙者の術によるものなのかははっきりとしないが、紙を操るということ自体特殊な術のため全てこの術の応用によるものなのではないだろうか。

小南はいつどうやってこの術を会得したのか

この手の特殊な忍術は‎血継限界や秘伝忍術である場合が多いが、小南は自来也と出会うまで忍術は使えずしかも孤児だったはずである。しかし自来也との修行では弥彦や長門が水遁や風遁などの一般的な術を教わったのに対し小南だけは紙手裏剣という特殊な術を使用している。

紙手裏剣は持っている紙にチャクラを流して硬質化すれば可能なので物資の手に入りにくい彼らにとってはたしかに便利な術なのだが、小南にだけ一般的な性質変化を教えなかったのは覚えが悪かったのか小南のチャクラ性質が特殊だったためと考えられる。

しかしペインの元を訪れた際、神の紙者の術でペラペラの紙になった小南を見て自来也が驚いていることから、小南が特殊なチャクラ性質であり自来也がそれを見抜いて紙に関する術を教えたというわけではなさそうだ。暁として活動する中で会得したのだろう。

威力

紙を手裏剣やクナイのように飛ばす直接的な攻撃のほか相手に張り付いて動きを縛ったり窒息させたりすることもできる。殺傷能力は低そうだがトビと戦った際の起爆札が別途用意したものなのか神の紙者の術で作り出したものなのか不明のため、この術で作り出したのであれば十分な威力を生み出せる術だといえる。

応用力

敵への攻撃だけでなく移動に使うこともでき、バラバラになることで回避にも使えるなど応用性は高いが、油をかけられると固まってしまってバラけられなくなるなど性質は紙そのもののため弱点はわかりやすい。

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