出典:NARUTO-ナルト- 巻ノ四十七 46ページ 著者:岸本斉史
日向ヒナタ 人物紹介
日向ヒナタはナルトの同期で、所属は犬塚キバ、油女シノと同じ第八班。引っ込み思案な性格でいつもモジモジしているくノ一忍者。木の葉隠れ最強の体術流派・柔拳を用いる日向一族宗家(本家)の跡目として生まれたが、才能には恵まれなかった。
紅が下忍としての危険な任務につかせてよいものか日向家に伺った際、父ヒアシに五つ年下のハナビにすら劣るヒナタは「この日向には要らぬ」とまで言われている。弱気な性格や落ちこぼれの自分を変えたいと強く願っており、担当上忍の紅もヒナタが人一倍努力していることを認めている。
幼いころ白眼を狙ってヒナタが誘拐される事件が起き、ヒアシがその犯人である雲隠れの忍頭を殺したため戦争になりかけた。戦争を避けたかった木の葉は裏取引をし、ヒアシの死体を渡せと言う雲隠れの要求飲んだ。
しかし分家の人間でありヒアシの双子の弟だったヒザシが身代わりとされたため、その息子であるネジからは宗家共々恨まれており、中忍試験で戦った際は殺されかけている。後にネジはヒアシからヒザシの死の真実を聞かされ、わだかまりは解消された。第二部では中忍に昇格している。
ナルトへの憧れと想い
同じく落ちこぼれでありながら夢をあきらめずひたむきに努力するナルトに憧れており、恋心を抱いている。ヒナタが努力し続けられるのはナルトの存在があったからこそである。中忍試験でもナルトにペーパーテストの答案を教えようとしたり、同じチームのキバとナルトの試合後、まっさきにナルトに傷薬を渡しに行くなど、何かとナルトのことを気にかけているが、鈍感なナルトには気づかれていない。
幼いころからずっとナルトを想ってきたことや、女の子らしい性格からファンも多く、そのためか第二部の後半ではヒロインの座を奪う勢いで活躍する。ペインとの戦いのさなか告白というよりは遺言に近い形だったが、ついにナルトにその想いを打ち明けた。
第四次忍界大戦においてももはやヒロインポジションで、ナルトの横に立って一緒に戦う。アニメでは特に優遇されており、声優に人気声優の水樹奈々を起用されたり、エンディングテーマ「自転車」で映像のメインを飾ったり、戦闘シーンが大幅に追加されたりしている。
忍者としての能力
ネジには及ばないものの、日向一族の血継限界である白眼や秘伝体術である柔拳の使い手。白眼を使った感知能力に加え、戦闘では相手の経絡系にチャクラを流し込み、かすっただけでも内臓にダメージを与えることができる。ネジやヒアシが全てにおいて上位互換であるため目立たないが、忍としては優秀な部類ではないだろうか。
プロフィール
- ● 誕生日 12月27日
- ● 星座 やぎ座
- ● 血液型 A型
- ● 身長 148.3cm(12歳)→160.0cm(16歳)
- ● 体重 38.2kg(12歳)→45.0kg(16歳)
- ● 好きな食べ物 ぜんざい、シナモンロール
- ● 嫌いな食べ物 かに、エビ
- ● 好きな言葉 自信
- ● 趣味 押し花
使用する術
白眼 -日向一族の血継限界。
柔拳 -相手の体にチャクラを流し込み経絡系を攻撃する。
八卦空掌 -掌底を衝撃波にして飛ばす。
八卦六十四掌 -日向一族の体術・柔拳の高位の技。